2026/09/22 17:49

動画はこちら。
ショートは動画を貼れないんですね。。。


世界を旅していると、絶景や歴史的建築以上に記憶に残るものがある。

それが「食」。

高級レストランより、路地裏の食堂や地元の人が普通に通う店で食べた料理のほうが、何年経っても鮮明に覚えていたりする。

今回は、これまで各地を旅してきた中で「ここは飯がうまかった」と強く印象に残った5カ国を紹介。

選んだのは、

アルメニア、ギリシャ、ラオス、ロシア、ブルガリア。

東欧、コーカサス、東南アジア、地中海と地域はバラバラ。それでも、それぞれに「また食べに行きたい」と思わせる料理があった。


アルメニア|肉・野菜・ハーブがうまいコーカサス料理

まず印象に残ったのがアルメニア。

アルメニア料理は、肉料理、野菜、ハーブ、パンを組み合わせた素朴な料理が多い。

特に肉料理の存在感が強い。

炭火で焼いた肉をパンや玉ねぎ、香草などと一緒に食べるスタイルはシンプルだが、その分、肉そのものの旨味がよく分かる。

ブドウの葉などで肉や米を包む料理もあり、中東、地中海、コーカサスが交差する土地らしい食文化が面白い。

派手さはなくても、何度でも食べたくなる。

そんな料理が多かった。

「コーカサス料理ってこんなにうまいのか」

と感じた国の一つ。


ギリシャ|日本人にもなじみやすい地中海料理

ギリシャ料理は、日本人にも比較的受け入れやすい味だと思う。

オリーブオイル、野菜、チーズ、肉などを使った地中海料理が中心。

代表的なのが、ナスや肉、ホワイトソースなどを重ねて焼くムサカ

見た目はかなりボリュームがあるが、野菜が入っているため意外と食べやすい。

肉料理も多いが、トマトや野菜、オリーブオイルとの組み合わせが多く、全体的に重すぎない。

海に囲まれた国なので魚介料理も豊富。

「海外料理は香辛料が強すぎるのが苦手」という人でも、比較的挑戦しやすい料理が多い。

歴史と海と地中海料理。

ギリシャは観光だけでなく、食目的でもかなり面白い。


ラオス|ハーブと辛さがクセになる東南アジア料理

東南アジアではラオス料理がかなり印象に残った。

隣国タイと似ている部分もあるが、食べてみると少し違う。

代表的なのが、ひき肉にハーブや香辛料などを合わせたラープ

肉の旨味に香草の爽やかさが加わり、暑いラオスで食べると妙にうまい。

そして欠かせないのがもち米。

ラオスではもち米文化が非常に強く、肉料理や野菜料理と一緒に食べる。

豪華な料理というより、

「地元の日常飯が強い国」

という印象。

屋台やローカル食堂で気軽に食べられる料理に、その土地の文化が凝縮されている。


ロシア|寒い国だからこそ染みる料理

ロシア料理というと、何を思い浮かべるだろう。

ボルシチ、ピロシキ、ビーフストロガノフなどが有名だが、実際に現地で食べると「寒い国の料理」ということがよく分かる。

温かいスープ、パン、肉、じゃがいもなどを使った料理が多く、特に冬のロシアでは抜群にうまい。

外が氷点下の世界で、温かいスープを飲む。

これだけでも立派な旅の思い出になる。

派手な香辛料を使う料理ではなく、素材の味を活かした料理が多いので、日本人にも比較的食べやすい。

寒さと料理がセットになって記憶に残る。

ロシア料理は、現地で食べてこそ本領を発揮する料理だと思う。


ブルガリア|ヨーグルトだけじゃない東欧グルメ

ブルガリアと聞いて、日本人が最初に思い浮かべる食べ物。

おそらくヨーグルト。

しかし実際に行ってみると、それだけではない。

肉、野菜、チーズ、乳製品を使った料理が非常に豊富。

野菜をたっぷり使った料理も多く、東欧料理の中では比較的軽く食べられるものも多い。

肉料理と乳製品の組み合わせも面白い。

そして何より、料理に素朴さがある。

観光客向けに作られた派手な料理ではなく、地元で昔から食べられてきた家庭料理の延長線上にあるような味。

これがいい。

ブルガリアは「ヨーグルトの国」というイメージだけで終わらせるには、あまりにも惜しい。


美味しい国には「その土地らしさ」がある

今回選んだ5カ国は、料理のジャンルがまったく違う。

アルメニアはコーカサス。

ギリシャは地中海。

ラオスは東南アジア。

ロシアとブルガリアは東欧圏。

それでも共通していたのは、

その土地の気候や歴史、暮らしが料理にそのまま表れていること。

寒い場所では体を温める料理。

暑い場所ではハーブや香辛料を使った料理。

牧畜文化の強い地域では肉や乳製品。

海沿いでは魚介類。

料理を食べることは、その国の文化を知る一番簡単な方法なのかもしれない。


旅先では有名観光地より「地元の食堂」へ

海外旅行へ行くと、有名な観光地ばかり回りたくなる。

でも、少しだけ時間を作ってローカル食堂へ入ってみると面白い。

メニューが読めない。

何が出てくるか分からない。

周りに外国人が一人もいない。

そんな店ほど、忘れられない一皿に出会えることがある。

世界にはまだまだ知らない料理が山ほどある。

だから旅はやめられない。

そして結局、

旅の記憶のかなりの部分は「何を食べたか」だったりする。